EXAMPLE
2025年掲載
| 所在地 | 埼玉県所沢市 |
|---|---|
| 築年数 | 築11年 |
| 構造種別 | 木造テクノストラクチャー工法 |
| 建築面積 | 69.39m² |
| リフォーム対象面積 | 106.4m² |
| 工期 | 設計:約3カ月 工事:約5カ月 |
| 工事費総計 | 17,560,783円(税込) |
| 概算単価 | 165,000円/m²(税込) |
| 助成金 | 事業再構築補助金:11,000,000円(予定) |
もとは11年前に増木工務店で注文住宅として手掛けた物件でしたが、施主が都合により引っ越すこととなったため、「賃貸として貸したい」という相談を受けたことがきっかけでした。
「経年変化を残しつつ、断熱改修を施して自社のコンセプトハウスとして運営する」というアイデアのもと増木工務店で物件を借り受け、リフォームを行うことになりました。
築10年が経過していましたが、内装は丁寧に住まわれていたのがひと目で分かるほどきれいな状態だったため、大きく手を加えず、性能向上リノベーションを中心に行いました。
断熱性能は新築施工時の最高等級だった等級4を取得していましたが、現在の最高等級である等級7・HEAT20 G3を目指すことに。
外張り断熱工法であるアキレス「ソトダンプラス」を採用したことで、クロスの張替えをすることなく内装の経年変化の魅力を残したまま断熱効果を高めることができました。
窓まわりも今回のリノベーションで刷新。
サッシはすべて樹脂サッシへ変更しています。
また、2階にある窓の多くを引違いからドレーキップに変更し、気密性を高めています。
加えて、隣家との距離が近く普段開ける機会の少なかった2階・北側の窓をなくしました。
不要な窓はなくしていくことで、外皮性能がさらに有利なものになっています。
また、小屋裏にOMソーラーを設置し、太陽熱を集熱して冬の暖房・給湯に利用。
このOMソーラー搭載のためにもともとの「床断熱」から「基礎断熱」に変更し、床下に送られてきた太陽熱を外に逃がさないようにしました。
耐震性能は許容応力度計算による耐震等級3取得で現在も変わらない性能を保持していましたが、今回のリフォームを機にウォールスタットでの検証を行ったところ、一部に脆弱性が確認できたため、今後制震ダンパーの設置も計画されています。
また、築年数に依存しない家屋の状況をデータで知る試みとして、耐震診断装置「AI耐震診断」とAI維持管理「AIシル」を設置。
これは震災時、家屋の安全性が即時に分かることで、地域防災拠点へ避難せず、住み慣れた環境で過ごす「自宅避難」を可能にするもので、トコみどが実装1棟目となります。
【建物全体での改修後UA値】断熱等級7(UA値:0.26) 【耐震診断結果など】耐震等級3(許容応力度計算実施)→AI耐震診断センサー導入 【その他】高断熱・高気密に加え、エネルギーの自給自足を目指してOMクワトロソーラーを搭載
施主も定期的に宿泊に訪れ、断熱・気密性能の違いを体感しとても喜んでいるとのこと。
増木工務店への依頼を検討しているユーザーに見学してもらい、実際の物件を見てもらうことで受注に繋がっています。

家と畑を大切にしてくれる人へ賃貸に出したい、という住まい手の希望を叶える形で、コンセプトハウスへのリノベーションを行った

敷地内にある畑と、70種類もの草木が植えられている庭





家と畑を大切にしてくれる人へ賃貸に出したい、という住まい手の希望を叶える形で、コンセプトハウスへのリノベーションを行った

敷地内にある畑と、70種類もの草木が植えられている庭





内装には大きく手を加えず、性能向上を主軸にした工事を行う

ボルダリングのある吹き抜け部分を解体し、小屋裏にOMソーラーの本体を設置する

外断熱工事の様子。既存外壁の上にキューワンボード断熱材を貼っていく

窓も樹脂窓に交換し、性能向上を図る(写真はふかし枠の施工)

新築施工時の床断熱から、基礎断熱へ変更。床下に潜っての作業

内装には大きく手を加えず、性能向上を主軸にした工事を行う

ボルダリングのある吹き抜け部分を解体し、小屋裏にOMソーラーの本体を設置する

外断熱工事の様子。既存外壁の上にキューワンボード断熱材を貼っていく

窓も樹脂窓に交換し、性能向上を図る(写真はふかし枠の施工)

新築施工時の床断熱から、基礎断熱へ変更。床下に潜っての作業

外壁を秋田杉の板張りに変更することで、庭の樹木とより調和した外観に

間取りは可変式にしているため、空間が区切られず広くゆったりとした雰囲気

壁材はオガファーザー、モイスを採用。第1種換気+モイスにより換気効率が高まり、綿埃も出にくい




スイッチボット(温湿度計)を各所に設置、常に温熱データをとり続けている

トコみど訪問者へリノベーションについて解説するための材料サンプル。手前の厚みのあるブロックがキューワンボード

分電盤はHEMS対応のスマートコスモ(パナソニック社製)を採用

畑も同社が引き継ぎ、スタッフが管理している

外壁を秋田杉の板張りに変更することで、庭の樹木とより調和した外観に

間取りは可変式にしているため、空間が区切られず広くゆったりとした雰囲気

壁材はオガファーザー、モイスを採用。第1種換気+モイスにより換気効率が高まり、綿埃も出にくい

2階の窓は今回のリノベーションでドレーキップに変更。スムーズに開閉でき、高い気密性を実現している

2階の窓は今回のリノベーションでドレーキップに変更。スムーズに開閉でき、高い気密性を実現している


スイッチボット(温湿度計)を各所に設置、常に温熱データをとり続けている

トコみど訪問者へリノベーションについて解説するための材料サンプル。手前の厚みのあるブロックがキューワンボード

分電盤はHEMS対応のスマートコスモ(パナソニック社製)を採用

畑も同社が引き継ぎ、スタッフが管理している
| No. | 名称 | 金額(円) | 概算費用(円/m²) | 構成比(%) |
|---|---|---|---|---|
| A-1 | 第1期直接仮設工事 | 50,000 | 470 | 0.3% |
| A-2 | 第1期木工事(標準工事) | 1,627,000 | 15,291 | 10.1% |
| A-3 | 第1期屋根 外壁・板金工事(標準工事) | 2,644,000 | 24,850 | 16.5% |
| A-4 | 第1期金属工事 | 194,100 | 1,824 | 1.2% |
| A-5 | 第1期木製建具工事 | 45,000 | 423 | 0.3% |
| A-6 | 第1期塗装防蟻工事 | 180,000 | 1,692 | 1.1% |
| A-7 | 第1期電気設備工事 | 50,000 | 470 | 0.3% |
| A-8 | 第1期空調設備工事 | 4,282,440 | 40,248 | 26.7% |
| A-9 | 第1期外構工事 | 80,000 | 752 | 0.5% |
| A-10 | 第1期家具費 | 150,000 | 1,410 | 0.9% |
| B-1 | 第2期共通仮設工事 | 108,000 | 1,015 | 0.7% |
| B-2 | 第2期基礎工事 | 35,000 | 329 | 0.2% |
| B-3 | 第2期木工事(標準工事) | 3,315,600 | 31,162 | 20.7% |
| B-4 | 第2期防水工事 | 50,000 | 470 | 0.3% |
| B-5 | 第2期金属工事 | 404,100 | 3,798 | 2.5% |
| B-6 | 第2期建具及び硝子工事 | 1,800,000 | 16,917 | 11.2% |
| B-7 | 第2期電気設備工事 | 200,000 | 1,880 | 1.2% |
| B-8 | 第2期給排水設備工事 | 80,000 | 752 | 0.5% |
| B-9 | 第2期空調設備工事 | 50,000 | 470 | 0.3% |
| B-10 | 第2期耐震診断、他 | 700,000 | 6,579 | 4.4% |
| 合計 | 16,045,240 | 150,801 | 100% | |
| 値引き | ▲ 80,891 | |||
| 改め計 | 15,964,349 | |||
| 消費税 | 1,596,434 | |||
| 総計 | 17,560,783 | 165,045 | ||
※概算費用は、リフォーム面積106.4m²で計算
最終更新日:2025-06-11