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TRCダンパー|制震ダンパー|住友理工株式会社

最大で約50%水平変位を低減する制震システム

 
「TRCダンパー」は、最大で約50%水平変位を低減することができる制震システム。
 
住友理工は、自動車用防振ゴムにおいて世界トップシェアを持つ。
本技術では、同社のゴム配合技術を応用した「特殊粘弾性ゴム」をダンパー内に組み込み、地震時にそのゴムが伸縮することで、地震エネルギーを熱エネルギーに変換し、揺れを低減させる。

在来軸組工法用「TRC-30A」
在来軸組工法用「TRC-30A」

 

特長

①優れた制震効果
実物大の住宅を用いた実験により、1回の地震(震度6強相当)だけでなく、繰り返しの地震にも強いことが実証されている。
②施工が容易
筋交いと同様の方法で取り付けでき、特別な工具は不要。
1カ所当たり30分程度で施工可能。
③邸別解析シミュレーション
超高層ビルの設計にも用いられる高精度な「時刻歴応答解析計算」を実施し、建物ごとの制震効果を事前にシミュレーションできる。
④100年間のメンテナンスフリー
経年劣化や温度変化による性能変化がない材料を使用しているため、優れた効果が持続する。
⑤公的認定証を取得
「TRC-30A」は、新築・リフォームの両方で公的認定を取得。
(一財)日本建築防災協会の防災等技術評価(認定番号:DPA-住技-28-4)により、リフォーム時に補助金を活用できる。
 

TRCダンパーによる「制震住宅」の利点

「耐震」は、繰り返し地震があると建物へのダメージが蓄積し強度が落ちる。
また「免震」は、導入に高いコストがかかる。
耐震に比べ繰り返しの地震に強く、免震よりも手軽に地震対策ができるのが「制震」の利点である。

 

TRCダンパーの仕組み

制震システムの減衰材には、オイルや鋼材等いくつかの種類があるが、TRCダンパーでは小地震から大地震まで、あらゆる地震に制震効果を発揮する「粘弾性体(ゴム)」を使用している。

 

実大実験で証明された高い制震効果

実物大の住宅を用いて、TRCダンパーの有無による建物の変形と躯体の損傷度を比較する実大実験を実施した。
 
耐震等級3相当の耐震構造では、地震波を2回加えた時点で倒壊したのに対し、TRCダンパーを設置した制震構造は、熊本地震相当の揺れを10回受けても大きな変形は見られなかった。
さらに釘抜けの状況を比較すると、耐震構造では釘が折れ、合板に隙間が生じていたのに対し、制震構造では合板が健全な状態を保っており、「繰り返しの地震に強い」ことが実証された。

※ 右の写真のピンクで塗りつぶした箇所が、TRCダンパー取り付け部。
※ 右の写真のピンクで塗りつぶした箇所が、TRCダンパー取り付け部。

 

〈実験概要〉
・試験体   : 在来軸組工法、規模6.62㎡
       ( 3.64m × 1.82m) 、階高2.86m
・等級    :耐震等級3相当
・試験場所  : 富山農林水産総合技術センター木材研究所
・入力地震波 : 熊本地震 JMA益城町宮園
       (本震)相当波10回

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住友理工株式会社
TEL : 0568-77-0909     FAX : 0568-77-2085
https://www.sumitomoriko.co.jp/
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最終更新日:2025-11-04

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