スクリューウエイト貫入試験（SWS試験）直後の孔を利用した地下水位測定法。
先端にスクリューポイントを装着した有孔管を挿入し、交流式比抵抗水位計を用いて、迅速かつ高精度に地下水位を測定する。
 

イメージ図

建築技術性能証明（GBRC 性能証明 第10-22号）
 

建築技術性能証明書

1. 砂やシルト、粘性土地盤の調査において、深度10mまで孔内水位を測定できる。
2. 泥水の影響を受けない無水堀のため、測定水位の信頼性が高い。
3. SWS試験用ロッド（φ19mm）と同径の有孔管を使用するため、JIS規格で定められた試験装置を用いて地盤への貫入が可能である。
4. 測定には１cm目盛りのメジャーケーブルを採用し、高精度の測定ができる。
5. 直流式水位計では水の電気分解が発生し、安定した水位測定が困難であるが、交流式比抵抗水位計を採用することで、安定した水位測定が実現する。
6. 指針式アナログメーターにより、水位を見誤ることなく、正確な水位や水質の目安、塩分濃度の測定が可能である。

液状化の危険性が低い非液状化層は、地下水位よりも浅い砂層や粘性土層に位置するため、地下水位を測定することで、厚さの確認が可能となる。
非液状化層厚が5m以上であれば「液状化の顕著な被害の可能性が低い」と判定することができる。