EXAMPLE
2023年掲載
| 所在地 | 東京都世田谷区 |
|---|---|
| 築年数 | 築12年 |
| 構造種別 | 木造在来軸組工法 |
| 建築面積 | 70.38m² |
| リフォーム対象面積 | 10.49→6.2m² |
| 工期 | 設計:約1カ月 工事:約1カ月 |
| 工事費総計 | 3,740,000円(税込) |
| 概算費用 | 356,000円/m²(税込) |
音楽だけではなく、機材や電子工作も好きで、音響設備のバイトをするくらい、モノづくりが大好きなお施主様は、将来は自分のスタジオを持ちたいと思っていました。
都心に出てからも音楽は続けていましたが、近隣への騒音が気になります。
実家の自室ではアンプを設置して弾いてましたが、都心ではどうしても気が引けてしまい、ヘッドフォンで練習していました。
騒音問題も気になり社会人になってからはギターを弾かなくなってしまいました。
そして10年前、会社の仲間とのバンド結成をきっかけに、ギターを再開。再開はしたものの、その後の数年間、練習を積み重ねましたが、ヘッドフォンではなかなか上達しません。
しかし、ギターを始めたことが功を奏し、「自分のスタジオをつくりたい」と改めて昔の夢がふつふつと湧いてきたのですが、その夢はまだ先だなと思った矢先、新型コロナウイルスの影響で会社がほぼリモートワークとなりました。
お施主様のお仕事は、セミナー開催が多かったため、いざ自宅からセミナー配信をしてもタイミングが悪ければ、自宅内から発する音のほか、近隣の警察署や消防署の緊急車両のサイレンが収録に入ってしまい、撮り直しが発生してしまいました。
そこで遮音性のある配信スタジオがあると、滞りなく進められるし、以前からの夢であった自宅スタジオとしても使える、これは一石二鳥だと思いたち、防音工事を決断されました。
配信やエレキギター、音楽制作などが可能な空間を設計。防音工事を行いました。
施工から約8カ月経ちますが、中の音が外に漏れず、外の音も中に入らないため、趣味のギターも思いっきり練習ができ、仕事の配信も快適に行えているとのことです。
夜中、家族が寝静まった後も、思う存分楽しめるのはやはり嬉しいとのこと。
最近ではリモートワークが増えて、家庭内ストレスが増える事例もありますが、お施主様宅ではその心配はありません。
趣味と仕事が両立できる防音室は、ぜひ同様の悩みのある方にオススメです。






















| No. | 名称 | 金額(円) | 概算費用(円/m²) | 構成比(%) |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 仮設工事 | 246,300 | 23,480 | 7.1% |
| 2 | 解体工事 | 136,500 | 13,012 | 3.9% |
| 3 | 防音工事 | 1,473,000 | 140,419 | 42.5% |
| 4 | その他工事 | 900,800 | 85,872 | 26.0% |
| 5 | 電気、換気、空調工事 | 382,100 | 36,425 | 11.0% |
| 6 | 諸経費 | 330,000 | 31,459 | 9.5% |
| 合計 | 3,468,700 | 330,667 | 100% | |
| 値引き | △ 68,700 | |||
| 改め計 | 3,400,000 | |||
| 消費税(10%) | 340,000 | |||
| 総計 | 3,740,000 | 356,530 | ||
※概算費用は、リフォーム面積10.49m²で計算
最終更新日:2024-08-08