EXAMPLE
2020年掲載
| 所在地 | 北海道札幌市 |
|---|---|
| 築年数 | 築38年 |
| 構造種別 | 木造在来軸組工法 |
| 延床面積 | 127.57m² |
| リフォーム対象面積 | 122.71m² |
| 工期 | 設計:約2カ月/工事:約3カ月 |
| 工事費総計 | 22,700,000円(税込) |
| 概算単価 | 185,000円/m²(税込) |

施主様は、住宅を初めて持つタイミングで「リーズナブルで自由度が高そうだから」との理由でリノベーションを選択され、相談に行かれました。ちょうど超高性能リノベのモデルハウスを造る計画をしていたところで、施主様にその話をすると性能向上リフォームにも興味があり、「そこに住みたい」とトントン拍子に話が進みました。
住宅が除去されるまでのCO2収支がマイナスになる住宅、リフォーム版のLCCM住宅を目指して計画が進められました。UA値0.18、Iw値1.53、C値(隙間相当係数)0.7、太陽光発電システム10.8Kw設置のZEH+を実現した長期優良住宅認定(高度省エネ)を受けました。
施主様は壁からの冷輻射を感じず、室温を抑えても暖かく感じて過ごせています。太陽光発電で使うエネルギーをまかなっているので、入居後に「これで老後も安心だ」との感想をいただいたようです。
既存建物外壁はサイディング張り

リビングから見たキッチン。部屋ごとに仕切られた間取り

キッチン

和室
既存建物外壁はサイディング張り

リビングから見たキッチン。部屋ごとに仕切られた間取り

キッチン

和室

耐震・断熱を新築同等以上に高めるため、スケルトンまで解体

外張り断熱。1層目の付加断熱の施工を終えた様子

耐震・断熱を新築同等以上に高めるため、スケルトンまで解体

外張り断熱。1層目の付加断熱の施工を終えた様子

改修後の外壁には、軽量化のため、ガルバリウム鋼板を採用

ダイニングキッチンと和室

改修後のLDKは、ワンルームのオープンキッチン

2 階吹き抜けと廊下。窓を開けておくと吹き抜けから上がる暖気の循環で、室温が確保できる

二階洋間

二階洋間

改修後の外壁には、軽量化のため、ガルバリウム鋼板を採用

ダイニングキッチンと和室

改修後のLDKは、ワンルームのオープンキッチン

2 階吹き抜けと廊下。窓を開けておくと吹き抜けから上がる暖気の循環で、室温が確保できる

二階洋間

二階洋間
| No. | 名称 | 金額(円) | 概算単価(円/m²) | 構成比(%) |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 仮設工事 | 1,314,000 | 10,708 | 6.2 |
| 2 | 木工事 | 1,291,000 | 10,521 | 6.1 |
| 3 | 建材費 | 4,550,200 | 37,081 | 21.6 |
| 4 | 設備工事 | 2,212,000 | 18,026 | 10.5 |
| 5 | 大工手間 | 1,902,000 | 15,500 | 9.0 |
| 6 | 電気工事 | 684,900 | 5,581 | 3.3 |
| 7 | 板金工事 | 472,000 | 3,846 | 2.2 |
| 8 | 塗装工事 | 372,000 | 3,032 | 1.8 |
| 9 | 付帯設備工事 | 3,840,500 | 31,297 | 18.3 |
| 10 | 左官タイル工事 | 158,400 | 1,291 | 0.8 |
| 11 | 建具工事 | 656,000 | 5,346 | 3.1 |
| 12 | 外窓工事 | 526,000 | 4,287 | 2.5 |
| 13 | 雑工事 | 26,000 | 212 | 0.1 |
| 14 | 照明予算 | 231,000 | 1,882 | 1.1 |
| 15 | 内装工事 | 428,000 | 3,488 | 2.0 |
| 16 | 外壁工事 | 682,200 | 5,559 | 3.2 |
| 17 | 運搬費・諸経費 | 1,690,000 | 13,772 | 8.1 |
| 合計 | 21,036,200 | 171,430 | 100 | |
| 値引き | △17,682 | |||
| 改め計 | 21,018,519 | |||
| 消費税(8%) | 1,681,481 | |||
| 総計 | 22,700,000 | |||
※概算単価はリフォーム対象面積122.71m²で計算
断熱工事を重点的に行っているため、建材費が約2割を占めています。また、太陽光発電シ ステムも設置したため付帯設備工事の割合も高めです。
最終更新日:2022-05-27