EXAMPLE
2017年掲載
所在地 | 東京都渋谷区 |
---|---|
築年数 | 築18年 |
構造種別 | SRC造 |
延床面積 | 56m² |
工期 | 設計:約1.5カ月/工事:約1.5カ月 |
工事費総計 | 7,980,000円(税込) |
概算費用 | 142,000円/m²((税込) |
通勤時間を短縮したいとの希望から、住み替えを決め物件を探し始めた施主様。職場からの距離などの条件がピタリと合っていたのですぐに問合せし、購入を即断。既存の1LDKの間取りは、LDKとベッドルームの間にサニタリーが挟まるユニークなもので、そこも気に入った点のひとつだったとのことです。
コンクリートむき出しのような個性的な内装・インテリアも好みのようでしたが、将来的に賃貸へ出す可能性もあることを踏まえ、標準的な仕様で、間取りもほぼそのまま生かすことに決めました。
既存の間取りを生かしながら、必要最低限の間仕切り壁を移動させ、仕上げ材を一新したリノベーション。仕上げ材は、施主様の好みに合わせながらもリーズナブルに、かつ今後簡易にリノベーションできるよう、既製品を使用しました。また、インテリアが映えるようにと仕上げ材の色合いを施主様と一緒に考え、楽しみながら打合せを行いました。
メインのLDKのみならず、サニタリーを広げてホテル風に仕上げると生活しやすさと快適さが増し、全体のイメージもクールに一新されました。照明には調光機能を持たせ、ウッドブラインドはブラックを選ぶなど、デザイン性を高めました。生活感を抑えた室内でひと際目を引くのがリビングの壁。ブルーの大判タイルがデザインの決め手になっています。
たくさんの絵をレイアウトしたキッチンとリビングの間仕切り壁は、施主様のお気に入りのスポット。仕事から帰ってソファーに座り、お酒を飲みながら絵を眺めるのが施主様の至福の時間だそうです。
LDK。既存の間取りを生かしてリノベーションを行う
サニタリー。まだまだ綺麗だが、全体のデザインに合わせ交換する
LDK。既存の間取りを生かしてリノベーションを行う
サニタリー。まだまだ綺麗だが、全体のデザインに合わせ交換する
奥行きを生かしたLDK。ブラインドを使用することで採光性を高め、空間が広く見えるように演出した
たくさんの壁を飾った間仕切り壁は、キッチン側では収納としての役目も
設備類も全体のデザインに合わせ一新。使いやすさも向上した
ベッドルームもリビングとイメージや色を統一
奥行きを生かしたLDK。ブラインドを使用することで採光性を高め、空間が広く見えるように演出した
たくさんの壁を飾った間仕切り壁は、キッチン側では収納としての役目も
設備類も全体のデザインに合わせ一新。使いやすさも向上した
ベッドルームもリビングとイメージや色を統一
No. | 名称 | 金額(円) | 概算費用(円/m²) | 構成比(%) |
---|---|---|---|---|
1 | 各種検査 | 53,830 | 961 | 0.7 |
2 | 養生解体工事 | 267,888 | 4,784 | 3.6 |
3 | 処分費 | 179,530 | 3,206 | 2.4 |
4 | 内装工事 | 464,090 | 8,287 | 6.3 |
5 | 塗装工事 | 71,920 | 1,284 | 1.0 |
6 | 内装造作・木工事 | 825,231 | 14,736 | 11.2 |
7 | 建具工事 | 3,690 | 66 | 0.05 |
8 | 左官・防水・タイル工事 | 563,870 | 10,069 | 7.6 |
9 | サッシ工事 | 46,150 | 824 | 0.6 |
10 | 雑工事 | 52,190 | 932 | 0.7 |
11 | 電気工事 | 387,570 | 6,921 | 5.2 |
12 | 設備工事 | 172,690 | 3,084 | 2.3 |
13 | 空調・換気扇設備工事 | 79,980 | 1,428 | 1.1 |
14 | ガス工事 | 33,220 | 593 | 0.4 |
15 | その他工事 | 189,220 | 3,379 | 2.6 |
16 | 資材費 | 3,172,800 | 56,657 | 42.9 |
17 | 資材管理費・諸経費 | 825,940 | 14,749 | 11.2 |
合計 | 7,389,809 | 131,961 | ||
端数調整 | △ 920 | |||
改め計 | 7,388,889 | 131,944 | ||
消費税(8%) | 591,111 | |||
総計 | 7,980,000 | 142,500 |
※概算費用は延床面積56m²で計算
全体の印象を一新したフルリノベーションであり、内容は多岐にわたっています。内装・設備類を新規交換したため、資材費が4割強を占めているのがこの工事の特徴です。
最終更新日:2022-04-13